板の疲れ 2005 3 25

 株式投資の相場は、結局、人間が作り出していますので、
「買い板」が疲れる時があります。
 分厚い「売り板」があった。
しかし、その「売り板」が、どんどん減少している。
 さて、どうしますか。
a「即、買いを入れるか。」
b「売り板が残り少なくなった時に、買いを入れるか。」
c「売り板が消えてから、買いを入れるか。」
 実は、もうひとつ、方法があると思います。
分厚い「売り板」が、「買い」の勢力によって、消えた。
 しかし、「売り板」が、あまりに分厚かったので、
「買い」の勢力が疲れてしまった。
 この場合、分厚い「売り板」が消えた途端、
みんな燃え尽きて、株価が少し急落することがあります。
d「そこで、株価が、疲労回復して、
分厚い売り板があった位置まで戻ってきた時に、買う。」
 このように、aからdまでの方法がありますが、人によって、違うかもしれません。
行動派は、aでしょうか。
慎重派は、bかcでしょうか。
経験派は、dでしょうか。
 しかし、これは、状況によると思います。
相場環境がよければ、aでしょう。
bの戦法を取る時は、コンピュータの反応が早いことが前提条件になります。
あまりにも巨大な「売り板」だったら、dでしょう。




































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